前回の続きです。
今回は Raspberry pi 3B+上で、Node.js を動作させます。
目次
ログイン
前回Raspberry pi 3B+を買いました。にあるように、
SSH でラズパイにログインします。
アップデート
sudo apt-get update
を実行して、パッケージリストを更新
sudo apt-get upgrade
を実行して、インストール済みパッケージを更新
応答確認されたらy
で答えましょう。
node.js のインストール
sudo apt-get install -y node.js
を実行
node -v
を実行バージョンが表示されれば OK です。私は v8.11.1 がインストールされました。
npm も入れておきましょうsudo apt-get install -y npm
を実行
npm -v
を実行こちらもバージョンが表示されれば OK です。1.4.21 がインストールされました。
パッケージマネージャを利用した Node.js のインストールいわく
1 | curl -sL https://deb.nodesource.com/setup_10.x | sudo -E bash - |
でインストールしてくださいと書いてある。
これでやらないと古いバージョンの npm がインストールされるので、あとでだいぶ苦労した。node -v
を実行
v10.10.0 がインストールされたことが確認できる。
npm -v
を実行
6.4.1 がインストールされました。sudo apt-get install -y npm
でインストールすると 1.4.21 がインストールされるので
雲泥の差になる。
実行
動作確認なので、とりあえず Hello World します。
hello.js として以下を保存しましょう
1 | console.log('Hello World!') |
node Hello.js
を実行します。
Hello World! が表示されれば OK です。
ここからは js の開発になります。
gpio を使うのはまた今度にします。
とりあえず音を鳴らしてみるだけなら、圧電ブザーがなくてもできます。
標準の音声ジャックから音を鳴らしてみましょう。
音を鳴らそう
ラズパイの/usr/share/sounds/alsa/
ディレクトリには、wav ファイルがいくつか入っています。Noise.wav
以外は女性の声のデータです。
Noise.wav
を再生するには、aplay /usr/share/sounds/alsa/Noise.wav
を実行します。
イヤホンジャックに、スピーカを指しておくことをお忘れなく。
ザーって音が聞こえたと思います。
音をもっと鳴らそう
Noise.wav
は 1 秒くらいの音声データで、いまいち動かした感じがしません。
Node.js を使用して、一定間隔で鳴らすものを作ってみましょう。
Soundrepeat.js として以下を作成してみましょう。
1 | const cp = require(`child_process`) |
連続して音声再生されたと思います。
しかし、これはただの連続再生。インターバルがあるわけではない・・・。
以下のように書き換えます。
1 | const cp = require('child_process') |
どうでしょうか?
これで、1,2,3,4.5,5 秒と待機して、再生を繰り返すようになったはずです。
次回
次こそは GPIO を使って、L チカ(LED チカチカ)をしてみます。
ではでは。